ハーベイ・ボール氏の「スマイリー・フェイス」は、アメリカの1970年代を象徴する イメージとして1999年11月18日に米国郵政公社の「記念切手」になりました。





1970年代、アメリカは建国200年を祝い、環境を守る宣言をしました。第26回法律改正で全ての選挙に対する選挙権年齢が18歳に引き下げられました。性別による差別が禁止され、女性に中絶する権利が認められました。ウォーターゲート事件によってリチャード・ニクソンは辞任に追い込まれた初の大統領となりました。ジャンボジェットが飛行機の旅客収容人数を倍に増やし、オイルショックの時期にはガソリン節約のために時速55マイル以下という速度規制が初めて制定されました。光ファイバーの開発により通信技術が発達し、国際電話が実現しました。超音波、CATスキャン、MRIが医療用画像の世界に大変革をもたらしました。子供たちは「セサミストリート」を見て育ち、スポーツファンは「マンデー・ナイト・フットボール」を楽しみました。「オール・イン・ザ・ファミリー」は新しいテレビドラマの形として愛されました。視聴者はテレビ番組をビデオ録画するようになり、またディスコに夢中になる人も多くいました。「ジャンクフード」「スラムダンク」「連ドラ」が新しい言葉として定着しました。